くのいちれでぃーの忍法雑記帳

たぶん忍術に関することはほぼ書きません。

脱出ゲームレポ・巨人潜む巨大樹の森からの脱出(デバッグ)

むずい(°▽°)

 

巨人潜む巨大樹の森からの脱出デバッグに行ってきました。ゼップツアーで東京公演は来年なのでまだ未完成だったりするのかな?と思ったらまさかの最終デバッグ。大阪はもう来週から始まるみたい。

 
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前回のゼップ公演はファイナルファンタジーのバハムート脱出だったからおよそ半年ぶりだったのでもうこの場所へ来る方法も忘れてました。でもホール公演はホール公演で面白いよね。特別感があるっていうか。

 

でですよ。

 

最近ってラストの大問題が論理パズルなこと多いじゃないですか?「◯◯が□□のとき△△は効力を発揮する」みたいな条件がバーって並んでて、その中から唯一の並びを発見するみたいな。で、その中のどっかに引っ掛けがあって、「ただこの時みなさんはあることに気付かなければなりませんでした」とか解説時に青木さんが言っちゃう感じの関門を超えたら脱出成功みたいな。

 

その度にそういうの苦手な私は指をくわえて、いや物理的にくわえるようなことは当然ないんですけど、心の中で「がーんばれ、がーんばれ」と思いながらほぼ全く手が出せず得意な人が解いていくのを眺めていたのですね。

 

冒頭でむずいって言いましたが、今回の脱出の何が難しかったって、全編が論理パズルベースだったのですよ。

 

封筒の小問から導いた諸条件を元に最初にもう論理パズルを組み立てて、それの使い方を変えながら終始解いていくというスタイル。

 

これはもうお手上げなんですよね。

しかも最初にお手上げと思ったのがまさかの最後まで手を上げっぱなしだったのですね。まさか最後までこれかーみたいな。

しかも下手に入ったところで邪魔になるだけというのも分かっている。

 

だからもう私の役割はないようなものなので、何か手伝えることあるかなと思いながらヒントカードを熟読したり設定資料を読み返していた。

 

そうすると文章でしっかり書いてあるにも関わらずみんなが見落としがちなヒントやフレーズっていうのはままあるものなようでして。

 

解いてる途中で「あれってどういうルールだった?」「これ指示通りに合わせても言葉にならなくない?」と言っている人達に「こっちの紙に解き方の手順書いてあるのはもう見た?」「これ合わせた後に××するっていうのはやった?」とところどころで助言するという今までにない立ち回りをすることに相成りました。

 

そして結果はあんだっしゅほーい。

てか失敗した時ってこのワード使うテンションにならないな(笑)。

 

ラストの大オチがいつも通り「何でそんなの気付くねん!」って内容だったのに17チーム中3チームが脱出成功してて、やっぱりデバッグクラスタが集結しがちだなと改めて思いました。

 

ただうちのチームは最後に半ばヤマカンで導き出した言葉が合ってて、しかもそれを強引に出しに行ってたらクリアだったのね。ダメモトでそれやろうとして書き込む回答用紙が見当たらなくてゲームオーバーになっちゃったので叶わずでしたが。それでいいのかとちょっと思っちゃった。

 

そう、とにかく紙が多いの。最後も回答用紙が見当たらないとかいう状況になるくらい。冷静に探せば見付かるものも時間がないとわーってなって埋もれたままになっちゃうし。

 

途中で使った情報だけでなく物理的に紙も整理しながら進めるのがひとつポイントかなと思いました。

 

あと設定をきちんと押さえておくことが鍵になったりするのでお手すきの人はそういうの改めて読んだりするのもおすすめですね。

 

今回の公演は巨人ちゃんが登場したり、アニメが映画みたいだったり、いつもながらバックヤード通ったり、みんなの演技の気合いの入り方も段違いだったりとホール公演らしい楽しみがありました。

 

冒頭の映像やちょっとしたあれ(ネタバレにつながる可能性あるから書きませんが)なんかも最後にちゃんと回収されていて、大オチの解説を聞いてみると設定とかもウアーそういうことかー!みたいになったり、謎そのものへの納得度は高かった。

 

とはいえこれ、アニメタイアップ公演だよね?

脱出ゲーム初めてですが進撃の巨人好きだから来てみましたー、みたいな人も多いことが予想されるじゃん。

 

そこでこの難易度の高さは良いのだろうか。

ジョジョはヒントブックがあるのすごい良いなと思ったのよ。やっぱり初めての人多いだろうから。だけどそういうの何もなしに今回のこれとか何をどう進めればいいか分からなくてすぐに諦めちゃいそう。

 

私は宇宙兄弟の時にそんな状態でスタッフの人に逐一教えて貰うレベルだった。こういう書き方すると宇宙兄弟好きみたいに思われそうですが決してそんなことはなくたまたまです。ちなみにそれもゼップ公演だった。

 

その思い出だけで脱出ゲームって難しいつまんないみたいに思っちゃう人も居るだろうし、それは脱出ゲーム好きな私としては心外ですねぇ。

 

横浜の進撃の巨人脱出(巨人に包囲された古城からの脱出)はもんのすごい面白かっただけにちょっと残念でした。自分が苦手な論理パズル中心だったっていうのは大いにあるとは思います。古城の方はとにかく頭もさることながら体も動かしながら解法を見付けていく感じだったので。

 

そういえば同じチームに横浜店の店長さんが居た。びっくり。

巨人に包囲された古城からの脱出がどんだけ面白かったかをお伝え出来たのが密かに嬉しい。

 

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まあそんなこんなで色々書きましたが、こればっかりは自分で体験しないことにはの頂点だと思いますので進撃の巨人が好きな人は行ってみても良いのではないでしょうか。単に私のレベルが低いせいで楽しみきれなかったというのもありますので。

 

自分は原作を全く読んでいないのでそれもあると思う。めっちゃ早い段階でラストの引っ掛けに気付いていたというクリアしたチームの人は進撃の巨人がめっちゃ好きで、あれをこう使うのかなとかが想像付いてたんだって。だから愛読してる人には解きやすかったりするのかも。

 

あとなりきることも大事かな。チームの人と反省した時に世界観への没入が足りなかったことも一因って話してる人が居て、確かにそうだなと思いました。

 

ウェブサイトにも書いてある「何かを変えるためには、大事なものを捨てなくてはならない。」っていうのがあーなるほどーってめっちゃ思いますよ。

 

あと、いっちばんラストの演出は、泣きました……。

 

たのしい度 ☆☆★★★

びっくり度 ☆☆☆★★

なっとく度 ☆☆☆☆☆

むずかし度 ☆☆☆☆☆

おすすめ度 ☆☆☆★★

調査兵団度 ☆☆☆☆☆

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