くのいちれでぃーの忍法雑記帳

たぶん忍術に関することはほぼ書きません。

観劇ではなくもはや体験!メタルマクベスby劇団新感線@IHIステージアラウンド東京

すげええええええ∑(゚Д゚)
 
もう行った?まだ体験してないの?どうして?今まで何してたの?てか何の為に東京住んでるの?
 
くらいのこと言いたくなりますよこれは!!!!!!
 
メタルマクベス行った。
初の新感線。
そして初のステージアラウンド東京。
 
新感線って人気あるなと思いながらも一度も行ったことなくて、でもステージアラウンドを一度は体験したかったので来てみました。
 
感想はもうとにかくすごいし一度は体験してみてほしいに尽きます。
 
てか私ももう一度観たいもん。とにかく視界が常時180度以上だから見る場所いっぱいあって初めてだとどこに目をやったらいいか分からないのよ。
 
ちょっと目を離したスキにスクリーンしまわれてたり気付いたらみんなはけてたりとか演出うまいなぁーと思ってしまった。いや当然なんだけど。それだけにジャグリングしてる人が自分のメイン出番終わった後にサイドでやってたら落としちゃったのとか見た瞬間はあって思った。
 
演じる人の動きと効果音がびしっと合ってたのがすごかったなー。もうコンマ1秒ずれても白けちゃうでしょこういうのって。そこがうまくいってた。バイクも効果音の影響でめっちゃ迫力だったし。
 
有名な劇団って大体全国ツアーと言ったら大袈裟だけど五大都市とか少なくとも東阪くらいは回るじゃん。森ノ宮ピロティホールとか名前だけ知ってるもん。
 
でもこれは違う。
日本で唯一、ここだけでしか観ることが出来ない。
 
というかもう観るっていうより体験って言葉のがふさわし過ぎるんだよね。
 
8列目のちょうどセンターだったの。
なんかめっちゃいいなここって思いながら観てたんだけどある瞬間に分かった。
目線の高さが演者さんと同じなんだ。
 
でさ、大事なシーンってセンターに立って歌ったりセリフ言ったりするじゃん。その時にめっちゃ私に向けてやってくれてる感じがして。
 
たぶん私の前後列の人も思ったと思う。左右は微妙かな。どセンターだからこそ味わえる臨場感だったもん。
 
橋本さとし氏の時に行って良かった。往年のファンはみんなそーなんじゃん?やっぱり凱旋公演と思うと感慨深いでしょ。私は往年のファンではないものの尾上松也氏と浦井健治氏じゃやっぱり若過ぎな気がしちゃって。濱田めぐみ氏は初めて見たけどいいっすね。この組み合わせを超えるのってないと思う。
 
あっでもたぶん長澤まさみは出来ると思うし観たい。大原櫻子はどんなになるんだろ。興味って意味で見たくはあるけどこんな遠くまで来て一万円以上払う気にはなれない。
 
プログラム買いたかったけど現金のみだったから買えなかった、大人なのに手持ち1000円はやばいわ(笑)。
 
ちょっと意外だったのがリピーターチケットを販売していたこと。意外と空いてる日とかもあるのかな?
 
髑髏城の時よりは有名な役者さんもそこまで居ないしやっぱりそういうとこなのかなー。作品自体の人気度は分かりません。何故なら全然知らないから。
 
ところで座席までは演者さん達が演じてるステージの上を歩いて行けるの。これはなかなか興奮しましたね。バミリがいっぱい付いてるの見えるし。基本的に蛍光オレンジの細いテープだった。
 
こんだけすごい劇場で離れ業を繰り出しておきながらも根本的にやってることは小劇場の無名劇団と同じなんだなと思うと勝手に身近に感じて嬉しくなった。
 
ここまで絶賛してるのって8列目どセンターだったからというのも大きいと思う。この没入感まじヤバいよ。バーンザフロア行った時とかめっちゃすごいし感動しそうだけど何だか冷めてて、理由はステージから遠い席だったからだと思うもん。
 
何しろすごいの連続なのでストーリーの内容はもはやあってもなくてもな気がしちゃうわ。実際に時々何言ってるか分からないとこがあって、最後もよく分からなかった。リアルマクベスに寄せてるの?リアルマクベスも観たことないです。
 
冒頭の歌でただし俺以外とか散々ジャイアニズムに寄せたこと言っておいていざとなるとやっぱり殺すのはやめようとか言っちゃうのとかもなんかキャラ違うなと思っちゃった。ぶれ過ぎだよね。それが人間みたいな?
 
ともあれこれだけすごいと思う体験が出来たことが嬉しい。ありがとう新感線。そして東京。めちゃくちゃ酷い嵐の日だったけど無理して行って良かったです!別の演目も観てみたいからまた行きたいなー。
 
しかしこんなエンターテインメントがあるんだねぇ。考えた人も実際に創り上げた人もみんなすごい。