脱出ゲームレポ・沈みゆく豪華客船からの脱出（デバッグ）＠東京ミステリーサーカス

本日オープンの東京ミステリーサーカスにほんの一足だけお先に行って来ました。プレイしたのは「沈みゆく豪華客船からの脱出」。こちらの会場の為に作られた新作らしいです。オープンと同時に始まる公演の最終運営練習デバッグ。

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や。
やや。
ややや。

おもしろいっ！！(゜□゜)

まさしく新しいという言葉がぴったり過ぎる、新作中の新作と言うにふさわしい作品。実にチャレンジングで東京ミステリーサーカスがヒミツキチラボを継承する場所なだけあるなと感じました。

てかよしむらさんがいつの間にかきださんになっててびっくりした。ご結婚なさったのかしら？なんか雰囲気が優しくなってたし。体型も優しくなってたから妊娠されてるのかと思うくらいだった。違ったらすみません。でも良い意味で言ってます。

窓の向こうの少女とやり取りしながら脱出を目指すって設定を聞いて東新宿のエイリアン脱出みたいなものかなと思ってたのね。でも全っ然違う。もう没入感が桁違いっていうか、あっちはちょっと笑っちゃう感じもあった様な気がするけどこちらはものすごく自分事なのよ。

何としてもルネを助けて自分も脱出しなければと思わされる。たぶん今までで一番どうしても脱出しなきゃって思った。

没入感って意味ではヒミツキチラボの「忘れられた実験室からの脱出（http://realdgame.jp/laboratory/）」も同じ様にあっても良かった筈なのにやっぱり今日のルネとのつながり感には足元にも及ばないんだよね。あっちも相当斬新だったしびっくりはした。

それだけ今回の作品はストーリーの作り方も演出も展開も上手過ぎる。何よりルネのかわいさとひたむきさがもう。

いい意味で現代っぽい作品。テクノロジーを最適な形で取り入れた素晴らしいモデルなのではないでしょうか。過渡期とはいえこれからの時代の脱出ゲームのひとつの完成形を見た気持ちになる。ひとつ何かあると客席からおおーってどよめきがあってそれがまた面白いみたいな。びっくりする度に私だけじゃなくてみんなも同じようにびっくりしてて不思議な一体感。

これは体験してほしいなぁ。私は基本的にスクラップのしか行ってないから他団体は分からないのでその範囲の発言ですがこれまでのどの脱出ゲームとも違う。

まず会場に入った瞬間に新しいしきれいだなーと思うし広い。かといって自分達で探索はしないんだよね。如何にルネに情報を取って来させるか、その為にはどうしたら良いか考えるのが肝要。あと青木さんの司会に慣れてるから淡々とした進行も新鮮だった。
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私達のチームはあんだっしゅほーいでしたが１７チーム中５組がクリア。まじかー。デバッグとはいえみんな優秀過ぎる。

悔しいなと思ったけど冷静になってみるとそう悔しくもない。振り返ってみればなぜそれに気付かなかった？ってレベルの凡ミスだし。悔しがるレベルに達してないよ。

ヒントカードを一度も見ずにラストまで行って、その大謎さえ解けば脱出だったのですがうちらのチームは脱出の先を見据え過ぎていた感がありますね。結果的にルネを助ける方に注力し過ぎて自分達の命をおろそかにしてしまった。そう言いつつルネも助けられなかっ奴が何言ってるんだですね。

最後の最後だからものすごい飛躍をしないといけないんじゃないかって盲信してた。普通にやれば解けたものを。慣れゆえの思い込みが敗因でした。

とはいえ繰り返しになりますがすごい面白いのよ。本当にルネと交信してる気分になるし。アニメーションでもほっとけない。絵だけ見るとそこまでかわいいと思わないにも関わらずしゃべり始めるともうやばい。ごめんねルネ、助けてあげられなくて……。

その場では分かった感じだったもののよく考えるとあれどうだったんだっけ？ってとこも多いので貰った解説シートを後でゆっくり読みながら再度理解しようと思います。何しろほんっとよく出来てるから謎解き好きな人には鮮烈な感動があると思います。言い過ぎかしら。でもそう言いたくなる作品。

正直ちょっと空虚感はあるのですよね。どうしてあれ気付かなかったかなーと思うと悔やめもしない。ただそれはこちらの問題であって、作品としては良いものだと思うのです。フォトスポットも良い記念になりました。体験したら窓開けてみてね。
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