ランチハント日記/夢とり@日本橋(鳥料理その他)
日本橋のお客さんのところへ。せっかくなので東京駅側の裏通りでランチハント。面白いお店いっぱいあるぅ。都心勤務って楽しそうだなー。
どれも入ってみたいと思いながら決め切れず通り沿い最後のお店になってしまった。
なんか雰囲気ある。鶏料理のお店で、ランチボードからこだわりを感じる。ここにしよかなぁ。
と、決め打ちのスピードで2人連れのサラリーマンがお店に吸い込まれていった。え、じ、じゃああたしも!思わず後を付いていく様に私も続く。
13時に入ったにも関わらずカウンター5席とテーブル席20席くらいの店内はほぼ満席。路地裏の中でもはしっこなのに。期待です。
客層は常連さんが多い感じ。サラリーマン中心。新幹線の清掃をしてるピンクの制服軍団みたいな人達もいた。
鶏のメンチカツ定食が1日20食限定なのでもうダメかと思ったらあった。13時時点で売り切れてないってどーなんだろ。常連さんは頼まないのかしら?
そんなに愛想はないけど職人はこういうもんでぇって感じなんだろね。
和風の店内にはゴルフの装飾が。ゴルファーのサイン、カレンダーを始めとしてインタビューをプリントした紙がカウンターに貼ってあったり、お手洗いの注意書きがゴルフになぞらえてあったり。入り口にはカラフルなゴルフボールが置いてあるし、店主のゴルフ愛が伺えます。
お客さんが帰った後にも即座にまた来る。ジャストランチタイムならまだしも13時20分とかだってのに満席で断っちゃってたもん。すごいなー。
満席なだけあって提供には時間かかってます。作る人も一人だし。
20分くらいかかってやっと来た。アポイントにギリだ〜。でもランチレポはめちゃ進んだ(笑)。
わかめと玉ねぎの味噌汁。美味しい!普通だけど美味しい。なんだろ。
わかめときゅうりの乗った冷奴。つゆに酢がめっちゃきいてるー。駄菓子屋さんで昔食べたところてんみたい。
さて本丸にかぶりつくよ。
わ!
表面カリサク中フワッのお手本です。んまー。塩味も適度だし。てゆうかこんなにフワッとするもんかねメンチカツが!?
ころんころんしてるのによくこれだけ均等に火が通るなぁ。ものすごい時間かけて揚げてるのかな?
糸ひいてる。すごいこねるとこーなるのかしら。
割ってみるとじゅわーってしてるんだけど、鶏だからさっぱりしてるんだよね。でも旨みはとてもありますねん。
ケチャップベースの酸味がきいたソースがかかってるんだけど、これによって意外とご飯が進む。不思議な化学反応だ。メンチカツだけでもこのソースだけでもそんなにご飯がほしくならないのに。ソースなしでカツだけ食べるとキャベツが進む。
こんにゃくと揚げの入ったひじきの煮物をちょこちょこ間に挟みながら頂くと、カリサクとソースの酸っぱさが際立って何度でも感動が甦って来るので良い。
お腹いっぱいだぎゃー。
食後に手を拭こうとおしぼりを開いたらうぶ毛が入っていた。業者なのか自分のところなのか。ちょっとがっかり。やむを得ない面もあるとは思うのだけど。
日本橋「夢とり」。キーワードは路地裏・こだわり・職人肌。
ランチは13時半まで。ラインナップは夢とり丼780円から筑波あかね鶏(最高級の銘柄鶏らしい)のチキンカツ定食1000円まで9種類。主に800円台。
豚のしょうが焼には「豚肉にもこだわっています」、さば塩には「焼き魚も後悔させません」と書いてある。つまり鶏料理のお店だけどそれ以外も美味しいよってことなんだね。
確かにそれが料理からも感じ取れました。いや、鶏メンチカツは本当に絶品だから!食べたばっかりだけどもう食べたいもん。皆様も日本橋にいらした際は、宜しければ。
※こちらは2013年10月の情報です