ランチハント日記／ピアノピアノ＠不動前（パスタ）
今日は不動前。次のアポイントの関係で１１時半からランチに入っちゃいます。４０分くらいは時間取れるかな？
パスタ食べたいしイタリアンあるかなぁと思いながらカクカクくねった商店街を進むと、イタリアカラー発見。
ランチボードにはパスタのメニュー。
まさしくパスタ屋さん発見。
オープン１１時半。
天才。
中に入るとお店はまだオープンしたて感が残る状態で、私が最初のお客さん。カウンターにつく。
お冷やを持ってきた時にサラダが出る。わ、このタイミング初めて。だってまだオーダー入れてないし(笑)。
メニューを２周見たもののどれも食べたくて決められないので、人気Ｎｏ.１のベーコンとトマトのきのこクリームパスタにしよう。目の前に居るママさんに注文。
厨房には赤いバンダナの男性と黄色いバンダナの女性が居たのだけど、こちらに向かってその女性が「ベートマッ？」と聞いた。えと……そうだと思います。
じゃ、さっきからずっとあったキャベツのサラダを頂きましょうかね。ドレッシングの酸っぱさがダイレクトじゃなくて美味しい。
間もなく女性の二人連れと男性の一人客が立て続けに来店。まだランチにはちょっと早い時間なのに。
男性は「土曜日の君」と言われていた。常連さんなんだね。
店員さんは先程の３名とフロアにボーイさんで計４名が居るんだけど、ちょっと手が空くとすぐに厨房の入り口に集っておしゃべりを始める。こういうお店なんだな。こっちは気楽だから良いけど。
ただ、今日来てないお客さんの話をするのはどうかと思うなぁ。そんなに広いお店じゃないし皆様聞こえてるでしょうに。
そんなことを思っていたらフライパンから炎がゴォーっと上がるのが見えた。そこにすん！とフタをして火を消している様はまさしく職人でありんす。
その横ではぐつぐつ大量のお湯が煮たっている。パスタを茹でているのね。炎に熱湯、このリスキーな職場は私には無理だわ。即満身創痍。
フロアの男性がパスタを運んで来た。
先にパスタと同時にママさんが出してくれたピーチティーを一口。
……。
甘い。
甘過ぎる。
ウズベキスタンであまりの喉の乾きに耐えかねてやむなく買ったフルーツティーくらい甘い。
頑張って飲もうとしたけどギブミーアシェイクでした。あ、ギブだったことを表現したかっただけなのにシェイクが飲みたい人みたいになってしまいました。誤算ですね。
でもパスタは美味しい！そしておしゃれ。トマトパスタの赤の上に舞茸、マッシュルーム、えのき、しいたけなどの各種きのことクリームが一直線に走る。これまさにシルクロード。するとこのお皿の上はさながら味の交差点とでもいうべき場所なのだな。悪いけど交差点って書いてクロスロードと読むからね。悪くないけど。
飛躍しましたが、結論として美味しい。ベーコンと食べるとコクが出てちょっとミートソースみたいになる。
場所を変えて味の違いを楽しみながら食べ終わると、フォークを置いた数秒後にお皿を持って行かれた。下げるの超はえー。
そんなママさんは、どーぞってわざわざ私の前にグラスを差し出してくれた。飲んで下さいと言いたいのだね。「ちょっと甘いかもねェ〜」って、まさしくその通りだから飲まなかったのだよ！
ところで１２時ちょっと前からお客さんが来はじめて、間もなく満席になった。時計を見たら１２時３分。うひゃーすごい人気だ！或いはよっぽどこの周辺にパスタ屋さんないの？それにしてもなぁ。
待っているお客さんが出始めたので、いたたまれずサッと会計を済ませて出てきた。こんな感じとは思ってなかったー。
ご飯食べてゆっくりお茶でもって思って入ると待っているお客さんに申し訳なくて出来ないかも。今日の私は次のアポイントまで割と時間がぱつぱつだったから丁度良かった。
不動前「ピアノピアノ」。ピアニシモではないんだね。キーワードは駅近・おしゃべり・常連客。
ランチは１０００円から１６００円まで１５品程。ほぼ全品パスタ。イタリアンじゃなくてパスタ屋さんだね。パスタによって金額が違う。均一じゃないって珍しいよね。
他のも食べてみたいと思ったけど、また来るならランチタイム外して来店しなきゃだね。皆様も不動前にいらした際は、宜しければ。
※こちらは２０１３年１０月時点の情報です
