くのいちれでぃーの忍法雑記帳

たぶん忍術に関することはほぼ書きません。

脱出ゲームレポ/THE MUMMY ESCAPE GAME-究極の悪を食い止めろ-@アジトオブスクラップ東新宿GUNKAN

マミー脱出のデバッグ行った!ミイラのマミーだよ。母親じゃないよ。マミー、無、メモやー!でもないよ。これパッと分かった人はもれなく友達になります。

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もうだいぶ前の話で梨本勝並に恐縮なのですが、このタイムラグを経てもこれは上げなければと思うので上げます。何故ならとても面白くて是非ともおすすめしたい公演だったから。向こう1年はやる予定って言ってたから今からでも間に合う筈。

写真アップしていいかダメかとかで広報の方とやり取りしてる間にまあいいやーってなってたの。でも記録としてこれは書いておかねばプラス恐らくほぼ話題になっていないであろうこのゲームの存在を世間に知らしめねばということでペンを取った次第です。細かいことですが実際はペンではなくキーボードです。

マミー脱出はマミーって映画のタイアップ。正直そんな映画知らなかったし知ったところで興味皆無だったしこの脱出ゲームも別に行く気なかったし本来であれば私の人生がマミーと交差する筈はなかったのです。

でもね……。

開始前日デバッグだったの。
一般公開する直前だったの。
つまりもう完成品だったの。

それがただで遊べると言われたら行きたいじゃん。

ということで参加を決めたのでした。ただならやってやってもいい。デバッグあるある。でも毎回ちゃんとフィードバックしてるからね!かなり微力ながらゲーム作りと精度の向上に貢献してる自信あるよ。

私の意見はさはど素晴らしくなかろうと私がガンガン意見言うからみんなも続くのよ。というおっきりこみ、あ違った、切り込み隊長の役割。じゃあ俺がやるよ枠。上島竜兵。それはどうだ?

こんな好条件にも関わらず募集が直前ということもあり参加者はまさかの3名。本来は10名でプレイするやつなのに。さびしすぎ。
しかも準備が間に合ってないってことで待たされた。まあデバッグあるある。

私以外の2名はスタッフ経験者で、ということは脱出ゲーム大好きで、色々な脱出ゲームに参加経験もあって、お陰であの公演のあれどーでしたよねーって話が沢山出来た。ヒマしてる美術スタッフの方ともお話しした。

20~30分くらいしてついに呼ばれた。いよいよ始まります。

前室のロッカーに荷物を預ける。設置してあるモニターにマミーのトレイラーが流されていた。何となく世界観を理解。眼球分裂するのちょっと怖い。

中へ通される。ここでの演出がいきなりすごい。めっちゃびっくりした。ハリウッドがバックに付いてるからいつもよりお金掛かってるのかと思ったら意外とあんまり普段と予算は変わらないらしい。であればとても良いお金の使い方してるよ。おおって思わせられる。

とか言っちゃうと期待値だけ上がって見てみたら大したことないやとかなりかねないので、実際に行く際には私のこの興奮エピソードは一旦忘れて下さい。

別にかくれ鬼みたいに怖い公演ではないとは聞いていた。ただマミーってミイラじゃん。なんか怖そうじゃん。

ってことで私はかなりビビっていた。しかも10人のところ3人だからそもそもが心もとない。何か出て来たら生で襲われるぞみたいな。クッション人材挟めないぞみたいな。

基本的にある程度の人数でやる前提でゲームは組み立てられていたせいか3人でやるのはなかなかきついものがあった。最初の方は普通にやっていけるけど途中から本当に人数居ないと無理なとことかあったりして。

人海戦術でしか突破出来ないとこはスタッフさんが手伝ってくれた。全く難しい問題じゃないんだよ。でも3人でやったらいつまで掛かるか分からない内容だったりしたので。

そういう意味で言うと一体感は生まれやすい公演かもしれない。力を合わせてやる部分が多いから。

この公演の見所は何と言っても映画で使用した本物のマミーの現物!

……と同じ型で作った世界でたった一つのマミーがあるところ。

うん、現物じゃないんかいって思うよね。私もおおって言いかけてあれって思った。本物は重くて空輸出来ず同じ見た目の軽い素材で作り直したそうです。

とはいえハリウッド直送は事実。しかもかなり直前に届いたとか。まだハリウッドの風残ってたかも。初めてハリウッド製のもの触った。

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事務局の人達も積極的にアップしてプロモーションして貰うか現地で見るまでシークレットか直前まで迷ってたし。それで一旦持ち帰りってなって写真についての連絡が来た頃には私の中ではもう終わってたって感じだったから今になってしまったのです。上の感想は当時ひとしきり書いてたものなのでフレッシュです。

※後日追記。他サイトに普通にマミーの写真が載っていたので自分が撮ったものをここにも掲載しました。

最初の小問からなかなかしゃれてて面白かった。そしてやっぱり大オチの問題が良かったなー。その言葉をこう使うのかみたいな。やられました。いや、やったのか。解けたから。

最後はマミーの封印。絶対に無理な条件の中、あまりにキラリと光るひらめきで解決方法が見えた。が、時間がない!もううわーって言いながらみんなでひたすら作業に当たり、ギリッギリでクリア。

正直私だけでは、というか普通の友達と来てたらラストの飛躍した発想には至らなかったと思う。まして10人の頭脳ならまだしも3人だもん。3分の1。でも純情な感情は空回らなかった。脱出成功という結果をつかみ、しっかりマミーを封じて研究所を後にしましたよ!

いやーほんと良かった。マジ行ってほしい。謎の内容や展開や解いていくプロセスがめっちゃ私好みっていうのもあると思うけど五本の指に入る名作だと思う。マミーに興味なかろうとこればかりは皆様も是非!

てか映画観てから行った方が有利だった部分とかあったのかなこれ?

たのしい度☆☆☆☆☆
力合わせ度☆☆☆☆☆
ひらめき度☆☆☆☆
なっとく度☆☆☆☆
おすすめ度☆☆☆☆☆

realdgame.jp